テビケイ錠50mg

テビケイ錠50mgは2014年4月より販売が開始されました。
この薬剤はHIV感染症に効果がある治療薬でHIVインテグラ-ゼ阻害薬と呼ばれています。
HIVウィルスがヒト免疫細胞の染色体に自分自身のDNAを取り入れる際に働くインテグラ-の活性化を強く阻害することで、HIVウィルスが複製コピーされることを防ぎます。

製品特性について

欧米の薬剤開発の先進国においての臨床試験で、既存のHIVウィルスによる治療計ケインの有無に関係なく良好なウィルス学的効能と効果及び忍容性が認められています。
また、薬剤耐性ウィルスを発現させにくい効果があることも確認されています。

用法については、1日1回、食事の有無にかかわらず服用が可能となっています。
さらに他の類似の治療薬のように薬物動態学的ブースターを追加する必要がないことから、長期間に渡っての服薬遵守が必然となるHIV治療において、患者のアドヒアランスの向上が期待できるのです。

日に1回の経口投与となりますが、HIVインテグラ-阻害薬に耐性及び抵抗力を持っている患者には、新しいHIVインテグラ-ゼ阻害薬としてのドルテグラビルを1回50mgを1日2回経口投与するものとします。

気をつけたいこと

他の薬を服用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことのある人、あるいはB型肝炎、C型肝炎がある人、妊娠中あるいは授乳中の人、他に疾患があり平行服用しなくてはいけない人、これらの人は服用前に必ず、担当の医師あるいは薬剤師に伝えなくてはいけません。

飲み忘れた場合は、気がついた時点ですぐに服用するようにします。
ただし、追いつこうとして2回分を1度に服用してはいけません。
誤って多く服用した場合は速やかに医師や薬剤師に相談するようにします。
また、指示がないまま、自分の判断で服用をやめる、あるいは服用するようなことがないようにしましょう。

テビケイ錠50mgはHIV感染症の根治療法薬ではありません。
薬を服用しているからと安心していても病気が進行する可能性があります。
ですから、体の変化など感じるものがあったら逐一医師に報告するようにしなくてはいけません。

うつ病の治療に使われる西洋弟切草ですが、テビケイ錠50mgの血中濃度を下げる可能性があります。
併用服用の際は十分に注意し、医師や薬剤師の指示に従うようにしましょう。

鉄やミネラル、カルシウムを含むサプリメントは、本剤の吸収を妨げますので、食事とは別にサプリメントを服用する際には、サプリメントの摂取の2時間前あるいは6時間後に飲むようにしてください。

副作用として

吐き気や下痢、頭痛などの症状が報告されています。
いずれも大事に至らず経過観察ということですが、副作用を感じた場合はすぐに担当の医師や薬剤師に相談するようにしましょう。

まれに、薬剤性過敏症候群を誘発することがありますので注意が必要です。