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サビーン点滴静注用500mg

サビーン点滴静注用500mgは、分類上は解毒剤と呼ばれるグループに属する注射薬です。
アントラサイクリン系と呼ばれる抗がん剤が血管の外に漏れ出したことによって起こる、皮膚の腫れや水ぶくれ、壊死などを抑えることに効果のある注射薬です。
以上のことから、本薬はアントラサイクリン系抗悪性腫瘍剤の血管外漏出をしたときに使用されます。

事前の確認事項

これまでにサビーン点滴静注用に含まれる成分で過敏な反応を体験したことのある人、あるいは妊婦または妊娠している可能性のある人は本剤を使用しての注射はできません。

腎臓あるいは肝臓に障害のある人、高齢者への使用には慎重になる必要がありますので医師や薬剤師の指示に従ってください。
また、本剤には併用を注意するべき薬が存在します。他の薬との併用を実際にしている人は、新たに併用を考えている人は医師や薬剤師に相談をするようにします。

使用量及び回数

本剤は注射薬ですから、使用量使用方法は利用者の年齢、症状、体表面積などに合わせて医師が決めます。
回数としては初日と2日目は1回の量が1000mg/㎡です。1時間から2時間をかけてゆっくりと点滴静注します。

3日目以降は1回の量を500mg/㎡というように半減させています。

気をつけたいこと

本剤の使用中、使用後には白血球減少、好中球減少、血小板減少、ヘモグロビン減少といった骨髄抑制が現れることがあるため、定期的に血液検査が行なわれます。
適用中に骨髄抑制の症状が現れたときは医師や薬剤師に相談するようにしましょう。

本人あるいはパートナーがこの薬の使用を中止してから3ヶ月以内であれば確実に避妊をするようにします。
また、逆に3ヶ月以内に妊娠してしまった場合は速やかに担当の医師に相談するようにしましょう。

本剤適用中は、はしか、ふうしん、おたふく風邪、水痘、BCG、ポリオなどの接種はできません。摂取の必要があるときは事前に医師の相談を受けましょう。

副作用として

重大な副作用として骨髄抑制があげられます。症状としてはありとあらゆる疾患です。
できるだけ、迅速に行動するためにあらゆるネットワークを駆使するようにします。
自覚症状の例としては、発熱、のどの痛み、鼻血、歯ぐきの出血、めまい、頭痛、耳鳴りなどがあげられます。

効果の大きい注射薬なのでやはりハイリスクです。
怖い副作用は骨髄抑制ですが、多くの患者は多少なりとも不調を訴えてくるものですから、それがすぐに骨髄抑制というわけではありません。
副作用はさけられないのですが、それほど深刻な場面になることもありませんから気をしっかり持つようにしましょう。

また、転勤などで通院先が変わる場合は、サビーン点滴静注用500mgを服用していることを必ず伝えなくてはいけません。