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ノボエイト

ノボエイトは遺伝子組み換え技術を使って製造されている、血液凝固第Ⅷ因子製剤です。
この第Ⅷ因子というのは、血液の凝固には様々な過程がありますが、この因子は凝固反応初期に働く因子で主に肝臓で生成されている因子です。
第Ⅷ因子は血液の中の凝固反応によって活性化され、他の活性型Ⅸ因子と一緒に活性型Ⅹ因子を活性化します。

ノボエイトの成分である第Ⅷ因子からは、Bドメインという血液凝固反応に関係の内成分が取り除かれています。
このため製剤名が、Bドメイン切断型第Ⅷ因子製剤とよび、新しいカテゴリーに登録されているのです。
この製造では、感染症を引き起こす懸念のある動物及び人間由来のタンパク質は使用していません。

主に血友病患者に使用される製剤で、この疾患は止血に必要な凝固因子が不足状態になるために、一旦出血してしますと止血が難しいものとなり、そのためにこの使用されます。
また、血友病はA,Bの二つに分類されます。

用法と用量

用法については付属している溶解液をもれなく使用して溶かし、毎分mlあるいは2mlの速さでゆっくりと静脈内に注射します。

血友病A患者に対して定期的に製剤を投与する場合、12歳未満の小児については体重1kgあたり25~50国際単位(IU)を1日おきに投与するか、20~60国際単位(IU)を1週間に3回投与することとなっています。
12歳以上であれば、体重1kgあたり20~40国際単位(IU)を1日おきに投与するか、20~50国際単位(IU)を1週間に3回投与することとなっています。

出血した場合の要領については、血友病A患者については1回体重1kgあたり10~30国際単位(IU)を投与し、症状を見ながら状況に応じて量を増減します。

副作用情報について

主な副作用として、注射した部分が赤くなる、あるいは肝酵素の上昇という症例が報告されています。また発熱が伴うこともあり、このような症状に気づいたら、すぐに担当の医師や薬剤師に相談する必要があります。

蕁麻疹、胸の痛み、息苦しいなど、ショック及びアナフィラキシー症状が認められた場合は、継続しての使用はやめて速やかに医師の診察を受ける必要があります。
特にショックやアナフィラキシー症状は副作用の初期症状である可能性が高く、適切な対応が必要になります。
個人での安易な判断を避け、必ず処方を受けた病院などに相談をするようにしましょう。

保管について

乳幼児、小児の手の届かないところで2度から8度の温度設定での保管が望ましいとされています。
そのため冷蔵庫での保管が最適ですが、通常温度での保管の場合は6ヶ月以内に使用することとなっています。薬が残った場合は保管しないで廃棄とします。
廃棄については一般ごみと一緒にゴミ箱に捨てるのではなく、処方を受けた薬局や医療機関に相談をして、適切な方法で廃棄するようにしましょう。