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高まる

デガレリクス

年齢と共に前立腺がんのリスクが高まるのですが、前立腺がんの薬として注目を集めているのがデガレリクスです。
神経細胞から放出されている性腺刺激ホルモン放出ホルモンに対する拮抗薬になり、精巣からのテストステロン分泌を抑制する効果があります。

期待が高い

これは、受容体と結合する事によって性腺刺激ホルモン放出ホルモンの結合を阻害します。
それにより、黄体形成ホルモンの放出を抑制する事が出来るようになるメカニズムになります。

副作用としては注射部位への熱感や腫脹、硬結。
ほてり、体重増加、高血圧なども見られるかもしれません。
抗がん剤の一種になり、直接がんにアプローチする事が出来ますし、前立腺がんという治療がとてもデリケートな物に対して効果を発揮する事が出来るかもしれませんので期待値もとても高いです。

男性のみの症状

前立腺は男性にのみ存在しているもので、膀胱のほぼ下に位置しており、欧米人の発生率が高い事で知られています。
特に50歳以上の男性に発症する事が多いのですが、医師側としても簡単に注射する事が出来るので使いやすい事実もあるようです。

また、患者としても注射をされる事になりますので、「治療を受けている感」が出ます。
がんはとても厄介なものです。

知名度がとても高いおかげで、がんにかかってしまったともなると肉体面はもちろんですが精神的に参ってしまう患者もとても多いです。
それもそのはず、がんが生命を脅かすものだという事は誰もが知っていますので、自分ががんになってしまったという事は自分自身の生命の危機に瀕している事になるのです。

ガンは怖いもの

気が気ではないのも当たり前です。
ましてやどのような治療が待っているのかも分かりません。

肉体的にも精神的にも辛いのががん治療です。治療を受けているのになかなか効果が出ないと、焦りも出てきます。
辛い治療を受けているのに効果が出ないと、医師に対しての不信感にも繋がります。
「本当に治療してくれているのか」「もっと効く治療があるのではないか」といった気持ちを持つようになってしまうのも当然です。

その点デガレリクスであれば、治療していると分かりやすいですから、精神的にも安心する事が出来ます。
自分自身の目の前で注射してくれるのですから、「何もしていないのでは」といった疑念は抱きません。
しっかりと治療をしてもらっている気持ちになれますし、一定の効果も見込めますので精神的にも安心する事が出来ます。

精神的に安定する事で、医師としても治療を行いやすいですし、変化にも気づきやすくなるのです。
医療はただ単に治療するだけではなく、感情がぶつかる事もあるのですがデガレリクスであれば安心した治療を提供する事が出来ます。
患者、医師双方にとってメリットのある薬です。