1. >
  2. >
  3. 薬剤師に役立つ資格:漢方薬剤師
薬

薬剤師に役立つ資格:漢方薬剤師

漢方薬を利用したい患者さんが増えている

西洋薬は即効性があり、病気の症状などがきつくすぐにでも痛みや症状をとりたいという時、役立つお薬が利用されています。
しかし副作用も出やすいということがあり、例えばアレルギーなどの慢性疾患の治療や更年期障害などの治療については漢方薬を求める人が多くなっています。

急性期の症状が落ち着いたら根本的治療を行いたい、また出来る限り副作用の少ないお薬を利用したいということで、漢方薬の処方を求める、市販されているお薬を購入しようと思うのですが、どのような漢方薬を利用すればいいのか多くの方が悩まれています。

薬剤師さんとしてもお薬のスペシャリストとして漢方薬の知識をより高くもちたいと願う方が多くなっており、そこで多くの薬剤師がチャレンジするのが、漢方薬剤師です。

漢方は中国で生まれ日本独自に発達した医学

漢方薬とは何か?と聞かれるとじっくり効果が出てくるお薬というイメージしかないという方もいますが、中国で生まれた伝統的な中医学ではなく、中国から伝来した知識を日本人に合わせて進化してきた医学といえます。

西洋医学の場合、人の体を組織、臓器、細胞などに分化して部分的に治療していきますが、漢方の場合、人の身体と心が一体で、両方をしっかりよくしていくことで、自然治癒力を向上させ、根本的に解決に導くという考え方です。

複数の生薬を組み合わせて作るのが漢方薬ですが、利用される方の体質、症状などその時の状態をよく考慮し全体をとらえながら利用する生薬を考えなくてはなりません。

漢方薬の専門家になるためには

漢方に精通した薬剤師になるためには、漢方の勉強会に参加するという方法と、漢方薬・生薬認定薬剤師の資格を取得することによって、さらに漢方薬メインの薬局で働き経験を積むという方法があります。

また漢方薬の勉強会はそれほど多くありませんが、漢方薬を作っている製薬メーカーなどで勉強会が行われていますので、サイトなどをチェックしてみると見つかると思います。

なので漢方薬について扱っている薬局のセミナーなどもよく行われています。
このセミナーの場合、初心者向けのセミナーが多いのですが、漢方薬に興味をもって概要を知るにはわかりやすく勉強になります。

薬剤師として漢方薬薬剤師の資格が最もわかりやすく、また就職や転職などにも生かせるので取得されておくといいでしょう。

漢方薬・生薬認定薬剤師という資格になりますが、漢方薬や生薬について専門的知識を習得できる資格です。
日本薬剤師研修センター、日本生薬学会の連盟で認定されます。

漢方薬薬剤師の資格を取得する方法

公益財団法人日本薬剤師研修センター、日本生薬学会が実施する漢方薬・生薬研修会を受講することと、試験に合格することが必要で、その後認定を希望される薬剤師は漢方薬、生薬認定薬剤師として認定証が発行されます。

更新が必要な資格となりますので、漢方薬や生薬に関する研修に参加して、次の更新までに定められた単位の取得が必要です。