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薬だな

アトピー治療に使われる漢方薬

体質改善を狙うアトピー治療には漢方薬の効果が期待できる

アトピーの治療では対症療法が主になっていますが、根本的な治療を行いたいということなら、漢方薬が効果を発揮するといわれています。
漢方薬は即効性がある西洋薬とは違い、副作用が出にくく長期利用が可能とされるもので、長く利用して効果がじわじわ出てくるお薬です。

最近は西洋薬の副作用について心配される方が漢方薬に切り替えるなど、アトピーを根本的に治療しようという方が多くなっています。
全ての治療を漢方薬にというと、炎症がひどい時など悪化させることもありますので、他のお薬も含めて適材適所に利用していくことを考えましょう。

アトピーに利用されることが多い漢方薬とは

かゆみや発疹の原因は体内にたまった毒素と考えるのが漢方の医学です。
毒素というのは、活性酸素の事を指、酸性で体を錆びさせる元として考えられています。

そのため、酸性の下となるこの物質が体内に多くなるとかゆみ、炎症などがひどくなるといわれているので、毒素を習慣的に繰り返し輩出するために、六君子湯(りっくんしとう)と呼ばれる漢方薬が利用されています。

特にアトピーの症状でも患部がじゅくじゅくした場合に処方されるもので、胃腸機能をたかめ余分な水分を体外に排出するという効果を持っています。

カサカサしている場合には当帰飲子(とうきいんし)が利用されます。
この漢方薬は、血液の流れをサポートしてくれる漢方薬で、栄養不足を補ってくれるという効果があります。

赤味がある場合には防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)が利用され、ピリピリした刺激があるという場合には逍遥散(しょうようさん)という漢方薬がよく利用されています。

漢方薬は誰にでも効果があるものではない

この症状にはこのお薬、こういう症状にはこのお薬というように、アトピーの症状に合わせて利用するのが漢方薬です。

アトピーの治療にはよくステロイド剤が利用されますが、このお薬は誰にでも高い効果があります。
しかし副作用が強いのであまり長く利用しないほうがいいといわれますし、太陽の光に当らないように等、注意事項も多いです。

しかし漢方薬の場合、ステロイドのように誰にでも効果があるという即効性のあるお薬ではなく、その人のアトピーの状態を見て、ジュクジュクしているならこのお薬を、この方は乾燥しているのでこっちを・・・というように同じアトピーの治療でも、利用するお薬がそれぞれ違ってきます。

このお薬がよく効いたからきっとあなたのアトピーにも効果があるとすすめられても、その人に効果があるかどうかわからないので、漢方薬の利用は、必ず専門家に確認して、自分に合ったものを処方してもらう方が安心です。